音楽と学びが融合する「ライブができる仕事場」の構想

尾道で見えた未来。
音楽と仕事と学びが響き合う、
「ジャムセッション」のような場所を作りたい。

1月17日・18日の2日間、広島県尾道市にあるコワーキングスペース「bench!」で開催された、運営者向けの合宿(トーキング・コワーキング・スタディツアー尾道「bench!」編)に参加してきました。

はじめまして、苔山航佑(こけやま こうすけ)です。

神戸で音楽レッスンやジャムセッションコミュニティ運営、子ども向けのバンド楽器体験チーム「子どもの軽音楽部」セミナーやコーチング、カフェの営業後に子どもたちの学習の場、コワーキングなどを、あちこちの場所を「間借り」して行っています。

※コワーキングはカフーツを間借りして
毎月第4火曜13~18時の「Kobe star coworking」として運営しています

「いつかこれらをまとめて、自分の拠点を作りたい」

そんなぼんやりした思いを形にするために、
先輩たちの話を聞きに行きました。

結果、
「音楽を軸にした、多世代が混ざるコワーキング」
という構想が、確信に変わりました。

「場所」を作るんじゃない、「関係」を作る

合宿で一番感動したのは、会場の「bench!」と、その向かいにあるお好み焼き屋さん(居酒屋)との関係性でした。

単に近いから仲が良いわけじゃない。

「bench!」の後藤さんの人柄がハブになって、

街のお店や人と深くつながっているのを感じました。

立派な設備があるかどうかも大事ですが、それ以上に「誰がやっているか」で場所の空気は決まる。

「僕が作りたいのも、こういう温かい関係性が生まれる場所なんだ」と、強く背中を押されました。

ミュージシャンが「演奏以外の仕事」を片付ける部室

僕が作りたい場所の一つ目の役割は、
ミュージシャンたちの「部室」兼「オフィス」です。

音楽家は、演奏や制作は得意でも、
チラシ作りや経理、営業メールなどの「事務作業」は苦手な人が多いです。
そして、それを一人で抱え込んで悩んでいます。

※先日も演奏の仕事行った仲間が「音楽以外全て苦手」と言ってた…

そんな時、同じ場所に仲間がいればどうでしょう?

「確定申告、一緒にやろうよ」

「そのチラシなら、あの人が得意だよ」

苦手なことは助け合い、本業の音楽に集中できる場所。

「音楽」という共通言語があるからこそ、
初対面でもすぐに信頼関係が生まれます。
そこから仕事の紹介やコラボが自然に起きるような場所になるはずです。

そうなると、レッスンのできる個別ミーティングルームもほしいですね!

毎月第4火曜13~18時「Kobe star coworking」(カフーツの間借り)
参加されたい人は苔山のイベントまとめリンクをチェックしてくださいね

https://linktr.ee/kousuke.kokeyama

悩み中:子どもたちの学びの場所は「学習支援」か「塾」か

そしてもう一つ、作りたいのが
「音楽系の部活動(吹奏楽や軽音など)を頑張る学生のための勉強場所」と「子どもたちが楽器やアンサンブルの体験できる場(出張型で2018年より「子どもの軽音楽部」として実施・延べ500人以上参加)」。

「子どもの軽音楽部」の活動

音楽系の部活動は多数が所属する運動部と活動時間や年間予定が異なります。

学習塾で勤務していた経験があるのですが、音楽系の部活の子たちが夏期講習に参加できないことが毎年のように起こっていました。(が、塾側は大多数の運動部に合わせて夏期講習を組まざるを得ない)

そのため、一般的な塾に通いにくかったり、
「音楽ばかりやって」と勉強面で誤解されたりしがちです。

そんな彼らに、
「音楽で培った集中力・先読み力・様々な情報を統合する力は勉強にも使えるよ!」

とことを伝え、サポートする場所を作りたい。

ただ、ここには今、大きな悩みがあります。

それは「学習支援(非営利・ボランティア)」にするか、
「学習塾(営利・ビジネス)」としてしっかり月謝をいただくか、
という点です。

▼それぞれのメリット・デメリット

  • 学習支援(非営利)の場合
    • メリット: 金銭的な余裕がない家庭の子も含め、誰でも受け入れられる。補助金などで収入は安定する。公共の場でPRできる。
    • デメリット: 運営費の確保が難しい。ボランティアスタッフの確保と質の担保。制度に縛られるか収益が出にくいかの二択。
  • 学習塾(ビジネス)の場合
    • メリット: 収益が安定するので、質の高い環境を整えやすい。収益性が高い。制度に縛られないで自由にできる。
    • デメリット: お金を払える家庭の子しか来られない。本当に困っている子に届かない可能性がある。

「誰でもウェルカムにしたい」という理想と、
「場所を潰さず続ける責任」という現実。

このあたりは、今回出会った先輩たちにも相談しながら、ベストな形を探っている最中です。もし良いアイデアがあれば、ぜひ教えてください。

運営は「ジャムセッションのホスト」と同じだ

さらに欲張ると、
「夜はライブもできるコワーキング」です。

今回の合宿で気づいたのは、
コワーキングの開設・運営って

「バンド活動」や「ジャムセッション」にそっくりだということ。

ジャムセッション会の様子


いろんな人が集まって、
その時のノリや課題に合わせてチームを組んだり、
その日限りのセッションする。

そしてまた離れて、別のプロジェクトやセッションが始まる。

その中心にいて、
「次は君がソロを弾いて」「ここは少し音を落として」と調整し、
最高のグルーヴを作るのが、運営者(マネージャー)の役割です。

【写真:合宿終わりの笑顔の写真】

※左端は後藤さんとの縁で「bench!」のサポートされてる池辺さん

尾道で得た熱い気持ちを胸に、少しずつ準備を進めていきます。

僕が音楽活動や人を教える活動でやってきた「場作り」の経験は、
きっとこの場所作りに活かせる。

そんなことに気づいた二日間でした。
主催の伊藤富雄さん、後藤峻さん、一緒に学んだ今野さん、東本さん、ゲスト講師の皆さん本当にありがとうございました!

音楽と仕事と勉強がごちゃ混ぜになる、
新しい「セッション」の場所。
楽しみにしていてください!

「面白そう」「話聞いてみたい」っていう方は
FacebookInstagramからお気軽に連絡ください〜!


毎月第4火曜13~18時にカフーツを間借りしてやっている、
「Kobe star coworking」に飛び込みでも来てくれたら最高です!