気分が向いたので2025/04~09で生じたコワーキングに関する僕の心の変化をここに書き留めておきます。闇雲にただコワーキングを巡っていたことへの反省とそこで見えたこと、学んだことについて。

2月末にコワーキングを巡り始めたが4月にまた大学が始まり自由時間が減った。それでも時々色々なコワーキングへ赴き人に出会い、刺激をもらった。しかし、色々な方が自身の仕事に向き合う一方で僕はコワーキング巡りで何をしているのか?肩書きも何も無く、闇雲に巡る意味を問うようになった。

適当な巡り方に反省し、巡った中から何カ所か選んで繰り返し行くようになった。またここで、自分も何かしたいと思いイベント企画について考えた。人を集め盛り上げ、特に学生にもコワーキングを広めたかった。しかし人を集めたことなど未経験で、後に結局やめちゃった。

6月以降は試験実験課題など大学のせいでコワーキングが厳しくなり、交流より自身と向き合うことが大切だと感じた。コワーキングを離れ、大学の図書館に浸るようになった。

これは大学の図書館ではなく自習室。コワーキングから離れ、自習室や図書館、空き教室にこもるように。

挑戦は大切。ただ自分の特技は何か、どう生かすか、逆に何が苦手かの把握も大切。交流や企画に慣れているなら話は別だが、僕は本来コワーキングで企画したいのか?コワーキングは手段と捉え自分がどうなりたいか考えるべきだった。コワーキング自体が目的となり、色んな人に出会ったからかその真似をしようとしたのだと反省。

ストーリー。自身に背景(ストーリー)があることでイベントが生まれると話してくれた方がいる(後述)。僕の場合は突然イベントが登場した。学生に広めるという目標もストーリーだが、人を集めるストーリーが必要だった。

色々あって月日が流れる傍ら、コワーキング巡りをしてその後交友関係が創られ、発展した方がいる。三田で個人で塾を立ち上げた方と知り合い、僕がその方に協力を申し出たことがある。化学を勉強してきた僕がその方に化学の助言をするなど手伝うように。そのお手伝いは今も現在進行形。

三田のコワーキング。自宅から三田までかなり遠いがお手伝いで距離の割に頻繁に訪れる場所。なおここを訪れた際にあだ名を頂いた。(良ければ下の記事を参考に。)

コワーキングスペースの利用者さんから「ひろぱ~」というあだ名を賜った話 | コワーキングプレス

京都でも心理面で教育に携わる方に出会った。その方はコワーキングを運営する一方で別の活動をしている。地域交流に積極的で今度そのイベントに僕も参加する。町を考えるイベントで、ただ集うのでなく1つの目標があるイベント。そういえば化学以外の世界に触れることが僕の本来のコワーキングの目的だった。

他にも関係を発展させたい方がいるが欲張ると自身の首を絞める。コワーキングで多くの方に出会いその人達の発信を受信してきた。僕は発信が苦手だが色々な発信を受信し共鳴したい。出来る範囲で少しずつ、そしてそれが僕の成長に繋がる。

新しくはないが、関係が根強く続いている事例もある。コワーキング巡りを始める前は2年程枚方のとあるコワーキングに浸っていた。そこでずっとお世話になった2名のコミュニティマネージャー。コワーキング巡りや化学の旅で自分を成長させる一方でそこに帰りたいこともある。そこで時々帰りたい会いたいこの2名を僕は実家とした。浸っていたコワーキングは故郷とし、故郷のなかで実家2名体制とした。

嬉しかったのは、これを別のコワーキングで話したらそこの方が「じゃあ僕は親戚か」と答えてくださったこと。というのも実家のうち1名は僕と普段からよく話し(先ほどのストーリーの件もこの方)、もう1名はそんな僕に巡り先を色々教えてくださった。今のコワーキング巡りは後者の実家から始まり、なるほど巡り先は親戚か。

関西各地に親戚がたくさんでき、時々僕は遊びに行く。勉強の傍ら親戚の家に遊びに来ていた他の方とも交流。親戚の定義を「実家から派生した人」とすると、親戚でなかった人も親戚になり、親戚がどんどん増えていく。コワーキングに関してnoteを書いていたがやめちゃった。難しく考えず親戚の家に行く軽い感覚が今の僕にしっくりくる。そして行く度に「オモロイ」。色々な人と交流する「オモロイ」。「オモロイ」について書いたことがあるので良ければ参考に。

僕が「コワーキング」にこだわる訳 | コワーキングプレス

ところで9月は故郷と実家のうち1名の誕生月で、1日帰郷した。僕の気分が乗り宮島まで旅行しお土産をお祝いとした。その際に尾道の親戚に寄ることにしたが、その過程で京都の親戚から尾道まで新聞配達を承った。尾道の親戚に事の経緯を話すと、有難いことに実家にお祝いメッセージを書いてくださった。尾道でも京都と故郷へ配達を申し出ると、尾道観光の案内を預かった。繋ぐ、繋がる、地理も未来も人間も。何かオモロイ、コワーキング。ところで自分は何者か、まあいいこれが僕のコワーキング。

今回訪れた尾道の親戚の家。ここの記事も過去に投稿させていただいたので良ければ参考に。

コワーキングスペースから地域に触れる | コワーキングプレス

尾道滞在中、仕事にいらっしゃった方から頂いた幸水。帰宅後冷やして頂くと梨の味、甘み、水分が驚くほど強く感じられました。ありがとうございます、美味しく頂きました!

京都の親戚の家に尾道観光案内を並べていただいたとき。京都から尾道への観光客も増えるのではないでしょうか、ありがとうございます!


今までコワーキングを難しく捉えておりましたが、これくらいの感覚で良いと思ったのが僕が得た気づきです。コワーキングのあり方は様々ですが自分らしいコワーキングを見つけるのが大切、それが今回お伝えしたかったことです。さて僕は9月末から大学でコワーキングからまた離れそうです。自身に向き合い大学で成長し、「オモロイ」が欠乏したらどこかのお宅に遊びに行きます。ここまで読んでくださりありがとうございました、それではまた。

後書き

この一連の話を三田の親戚に話したら、何と故郷へのお祝いをわざわざ用意してくださいました。ありがとうございました。今は親戚感覚ですが、次第にモノや情報をこんな風に色々な場所に伝えて各地のコワーキングを繋げられたら面白いなと思います。少しずつですが見守っていただければ幸いです。

最中の香ばしい香りが。こんなふうにコワーキング同士を繋げたらもっとオモロイことになるだろうなあ。